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『信長の野望・天道 with パワーアップキット』第一回

4号

はい、こんにちは。いつもニコニコ最底辺から這い寄る雑兵、4号ですよ。
久しくお天道様もまともに拝んでいないワタシですが、ゲームの中では天下を目指してみたいものです。

と言うわけで、もうおわかりでしょう。

今回からご紹介するのは、天の下に双び立つ者なし、ヒゲがダンディーなあのお方の作品ですよ。
信長の野望 天道 with パワーアップキット
歴史シミュレーションの王道シリーズ最新作が、わが『PS Vita』にご降臨あそばされました。では、つつしんでその概要をご披露いたしましょう。


1983年の登場以来、進化を重ねながら歴史シミュレーションの覇道を切り拓いてきた「信長の野望」シリーズ。その第13作目にして最新作が『天道』である。『PS Vita』版では、PC版において別パッケージで発売された「パワーアップキット」の要素を盛り込み、さらにネットワークやタッチ操作といった『PS Vita』ならではの機能もフル活用したファン納得の作品となっている。

『信長の野望』について、初期の8ビットPC版やファミコン版、あるいは「国盗りゲーム」的なふわっとしたイメージしか持たない人は、『天道』の画面を観て少々驚くかもしれない。ディスプレイに広がるのは、まるで衛星画像のように精細でシームレスな3Dマップ。そこに点在する、各勢力の居城や集落。そもそも、『天道』のマップには国の区画を示す「国境」がはっきりしない。

あれ? 
城を落としてその国をオレ色に塗りつぶすのが「歴史シミュレーション」じゃないの?

場面写真01

ここが、『信長の野望 天道』が『天道』たる最大のポイント。各国の勢力圏を決めるのは城、様々な役割を持つ集落、そしてそれらをつなぐ「道」なのだ。財源となる商人町や軍備の基礎となる武家町などの集落が城の近くにあっても、それらが街道でつながっていなくては機能しない。街道によるネットワークを築くことで勢力範囲が広がり、それが刻一刻と変化する「国境」となるのだ。

これは、逆にこうも言える。隣国の街道敷設を妨害したり、隣国の集落にまで街道をつなげて我がものとすれば、いきなり主城を狙わなくても相手の国力を削ることができる。技術の獲得に必要な集落を奪い、敵が獲得済みの技術を無効化できれば、相対的に敵は大打撃を受けることだろう。「攻め」においても、街道は重要な役割を担うのである。

他にも、敵が侵入してきそうな街道の付近に櫓(やぐら)などの防衛拠点を設置する、通常の軍勢では進軍しにくい山間部に街道を通して敵を裏から攻める……など、街道の使い方が勝敗の分かれ目となる。ゲーム進行はリアルタイム方式だから、敵も手をこまねいてはいない。うかうかしていると、逆にこちらの領地を削り取られてしまうだろう。

場面写真02

「道を拓く」というテーマを主軸にして展開する『天道』。
それに加えて武将同士の合戦では、戦法の発動に味方部隊が連携し、強力な一斉攻撃を行う「戦法連携攻撃」が搭載され、よりエキサイティングに。また「武家」「公家」「寺社」「南蛮」という4系統の文化を振興させて戦略に特色を持たせる新システムも導入され、戦いだけではない総合的な国家運営のセンスが問われる懐の深いゲームとなっている。

収録シナリオは、信長誕生前から関が原の戦いまで13のシチュエーションで全国統一を目指す「全国モード」に、様々な地方の大名たちの戦いを描いた独立エピソードを短時間で楽しめる「群雄覇権モード」13本の合計26本。特定の条件が揃うと発生する100以上の「歴史イベント」や、上杉謙信女性説(ホントにあるんです、そういうのが)が真実だったら?……というような歴史のifを描く「伝承イベント」を体験することもできる。

さらに、本作では大名家の思考ルーチンを細かくカスタマイズする「AIエディタ」が搭載されている。
これは自軍の行動を全部自動にしてラクをしたり、敵のAIをへっぽこにしたりという3号あたりが考えそうな使い方だけではなく、たとえば全勢力に鉄砲の使用を禁止させることで「もし鉄砲が伝来しなかったら」という仮想プレイを楽しむ、最強AIを持つオリジナル武将を誕生させて戦場に投入するなどといったやり込みプレイが可能なのである。

作成したAIは『PlayStation[レジスタードトレードマーク]Network』上に公開できるので、ネットを通じたAI同士の対決も面白い。

場面写真03

ネットと言えば、『PS Vita』ならではの機能として『near』による「武者修行」にも触れなくてはなるまい。これはお気に入りの武将を『near』のギフトアイテムとしてやり取りするというもので、他のプレイヤーのもとを訪れた武将は成長して帰ってくるのだ。武将を受け入れた側にも成長要素があるので、もしあなたが街で石田三成や真田幸村を拾って帰ったらあたたかく迎えてあげてほしい。

『PS Vita』らしく、マップの視点移動や拡大縮小、部隊・拠点の呼び出しはタッチ操作でラクラク。チュートリアルもしっかりしているので(余談だがこのチュートリアルがけっこうおちゃめ)、初心者でもそれほどハードルは高くないだろう。……いや、「低い」とも決して申し上げませんけどね。なにしろ歴史シミュレーションの金字塔ですからね。

そんなわけで、次回からはシナリオをプレイしながら、実際のゲーム展開についてご紹介したいと思う。

この道を行けばどうなるものか。
迷わず行けよ! 行けばわかるさ!


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