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『トトリのアトリエPlus ~アーランドの錬金術士2~』第一回

4号

こんな寒い日はカモミールティがぴったりですわね。そんなことをつぶやきながら梅こぶ茶をすする4号です。みなさんお元気ですか。

さて今回よりご紹介する作品として3号から手渡されたのは、『PS3』版に数々の追加要素をプラスして『PS Vita』にやってきた『トトリのアトリエPlus ~アーランドの錬金術士2~』。

3号、でかした!
萌えのわからぬ体育会系の1号や2号からは決して出てこないナイスチョイス!
あとでアメちゃんをあげよう!

トトリ1場面写真01

1997年リリースの『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』以来連綿と続く、通称「アトリエ」シリーズ。その中でも、『PS3』で展開し新境地を拓いたのが、アーランドの地を舞台にした『ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~』『トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~』『メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~』の3作であります。『トトリのアトリエ』はその2作目というわけですね。

トトリのアトリエPlus ~アーランドの錬金術士2~

この3作品の魅力は(「アトリエ」シリーズ全般的でもそうですが)、「錬金術」をメインとして冒険RPG、アイテムコレクション、育成や経営、そして他のキャラクターとのコミュニケーションによる友情やロマ~ンスなど、様々な要素が融合しているところ。
一見リリカルで萌え萌えなイメージとは裏腹に、ハマると底なしのやり込み地ご……もとい天国に捕らわれてしまうという、まさに「ハチミツにつられて穴から抜けられなくなった某クマ」状態なのであります。

まあそんなディープなところはおいおい掘り下げていくとして、今回はゲームの最序盤を進めながら、『トトリのアトリエ』の基本的なトコロを押さえていきましょう。

あ、『ロロナのアトリエ』は『トトリ』の前日譚にあたる作品ですが、それをプレイしていなくても全くノープロブレム。ただ遊んでおくと小ネタやイベントで「おっ」と来たりするので、『PS3』をお持ちの方にはおすすめです。「the Best」版も出てるしね!

トトリ1場面写真02

ここはアーランドの辺境にある港町、アランヤ村。この地に住む新米錬金術士・トトゥーリア、通称トトリは、錬金術の修行を続けながらも、心の中には秘めた想いがありました。それは、冒険者になって広い世界に出たいということ。なぜなら、冒険者であったトトリの母は、ある日冒険の旅に出たまま、もう何年も帰ってこないからです。

自分も冒険者になって、錬金術の技を磨きたい。そして、いつかお母さんに再会したい。でも、冒険者になるにはアーランドの街に行って「冒険者免許」をもらわなくてはなりません。危険だと猛反対する姉のツェツィ、なんだか存在感薄いけど不安そうな父・グイード。しかも、遠いアーランドまで行くのに必要な馬車の御者・ペーター(へたれ)は、運賃として「1カ月以内に10万コール貯めないとダメ」とふっかけます。

トトリ、前途多難です。

トトリ1場面写真03

それでもトトリの決意は変わりません。幸い、酒場のマスター・ゲラルドさんが、冒険者ギルドのクエストから簡単そうなものを仲介してくれることになりました。サスペンダーの似合うおじさんに悪い人はいません。

村には同じく冒険者を目指す幼なじみのジーノもいるし、トトリ自身にはいちおう錬金術士の腕があります。ふたりで近場のフィールドを探検し、錬金術に必要な材料を採取したり、モンスターを倒したり、材料を調合してギルドの要望に応えたりしていけば、いつかお金も貯まるでしょう。

トトリ1場面写真04

と、ここで、ゲームの基本中の基本要素である「採取」「戦闘」「調合」が出てきました。

「採取」と「戦闘」はワールドマップを移動して、村の外のフィールドで行ないます。最序盤ではトトリとジーノはまだ冒険者ではないので、行ける場所はわずかですが、それでも薬草などの材料や、ほどよく弱いモンスターとの戦闘で、少しずつ経験とお金が貯まっていくはずです。

トトリ1場面写真05

材料が貯まったら、それを自分の家のアトリエに持ち帰り、「調合」してみましょう。調合にはそのレシピを記した「参考書」が必要ですが、トトリは最初から回復薬「ヒーリングサルヴ」や爆弾「クラフト」などのレシピを知っています。調合したアイテムを戦闘で使えるのはトトリのような錬金術士だけなので、できるだけ作って携帯しておきたいものです。

トトリ1場面写真06

ただ、レシピ通りに材料を調合すれば万事OKかというと、そうでもないのです。

まず、トトリの錬金術のレベルが低いと、当然失敗します。失敗すると爆発します。おやくそくですね。また使用する材料にはそれぞれに「品質」と「特性」が設定されており、同じ材料でもいろんな効果(マイナスの効果も含む)があります。そしてそれらを調合したものには、材料の特性のうち一つだけを引き継がせることができます。その選択により、調合されたアイテムの質が変わってくるわけです。

これは当然戦闘で使ったり、クエストとしてギルドに納品したりする際にも影響し、あまり低級なものを納品するとゲラルドさんが渋い顔をして報酬をケチったりします。

トトリ1場面写真07

しかし、逆に言えば良質な材料を調合して適切な特性を付けてあげることで素晴らしい逸品が作れるようにもなるわけで、ここがこの作品のハマりどころの一つであるわけですよ。

じゃあまたフィールドに出てみましょうか……ぅおおう? いきなり巨大モンスター出現っ!?

トトリ1場面写真08

……ではなく、彼女は村の先輩冒険者・メルヴィアさんです。
冒険者になりたいというトトリたちの願いを聞くと、豪放磊落なメル姉は仲間に加わってくれます。これが強い! アホなほど強い! 序盤はもう彼女がいれば安心というくらいの強さです。

ここでパーティが3人になりました。このゲームの戦闘の基本はトトリを中心として両翼に仲間が入る3人フォーメーションです。しかし3人揃っても、やっぱりトトリはかよわい錬金術士の女の子。敵の直撃を受けたら極めて危険です。

トトリ1場面写真09

トトリ1場面写真10

そこで! トトリがピンチの時やスキができそうな時、左右のキャラのフキダシにしたがってタイミングよくLまたはRのボタンを入れると、そのキャラがトトリをしっかりアシスト!
これが磐石の「アシストシステム」であります。カッコよくトトリを守ったキャラに対しては、トトリも決して悪い気はしません。これは戦闘以外にもなにか影響あるかも……?

こうして冒険者になるための最初のハードルである「1カ月で10万コール」目指してがんばるトトリたち。しかし、このゲームでは「フィールドまでの移動」「フィールド内での探索」「調合」の際に時間経過が発生するので(ちなみに戦闘で全滅しても強制的に帰還させられて数日ムダにします)、1カ月はあっという間。果たして、トトリたちは無事アーランドへ行き、冒険者免許を手にすることができるのでしょうか……?

と、いうところで、次回からは冒険者となったトトリたち(あっ)の活躍、続々と登場する仲間たち、そして『トトリのアトリエPlus』の「Plus」たる所以である、あれやこれやについてガッツリ語りますのでお楽しみに!


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