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『サムライ&ドラゴンズ 2ndシーズン』第四回

4号

みなさま、お寒い中お元気でしょうか。
天然肉布団で寒さにだけは意外と強い4号ですよ。

さて「2ndシーズンからでもだいじょうぶ! 今からはじめる『サムドラ』プレイレポート」と題してこれまで『サムライ&ドラゴンズ』の魅力をお伝えしてまいりましたが……なんと!
のんびりしているうちに本連載推奨サーバである“World 7”を含めた全ワールドに最終決戦の大号令が!
すなわち、2ndシーズンは1月28日(月)にて終了、2月1日(金)には新たな3rdシーズンの幕が上がるのであります!

そんなわけで、最終回である今回は、天下分け目の最終戦争と、来るべき3rdシーズンの到来をにらんで、魔獣ユニット育成と領地拡大についてお話しましょう。

場面写真01

“ガイア=エンド”のあちこちにそびえ立つ塔、そして難攻不落の「デブリズタワー」。これらを落とすことが、“ガイア=エンド”における覇権の証だ。だが、ある日突然、デブリズタワーをも凌ぐ強固な塔「真デブリズタワー」が大地に姿を現わした。これはまさに、最終決戦の先触れ。よりいっそう領土を広げ、自軍を拡張しなければならない。

場面写真02

領土を広げるための戦力、それがさまざまな魔獣たちで編成する「魔獣ユニット」だ。最大3枚の魔獣カードを自在に組み合わせたユニットを領地に派兵する……わけだが、序盤はこれがなかなか「自在」とは行かない。

まず、魔獣カードにはそれそれ「コスト」が設定されており、ユニットのコスト合計が拠点のコスト上限を越えるように配置することはできない。
コスト上限はデフォルトでは4.5だが、強い魔獣となるとだいたい1体のコストが2.5や3.0といった値になってくるので、なかなか世知辛い思いをすることになる。コスト上限は拠点に「士官アカデミー」を建設するか、CPで購入できるコスト上限アップアイテムを使用することで底上げすることができるが、士官アカデミーはアクションパートで手に入る設計図を5枚集める必要がある上、建設にもレベルアップにも莫大な資源と時間がかかるので、ここぞとばかりにアイテムの力を借りるのもよいかもしれない。

場面写真03

また、魔獣ユニットには最大3枚の魔獣カードをセットできるものの、「Center(中列)」を加えた3体編成にしたければ、「行軍訓練所」の建設とレベルアップが必要。さらに「Leader(後列)」には射程距離3の魔獣が必要なのだが、この「射程3の魔獣カード」というのがカードのレアリティとはまた違った意味で希少なので、先のコスト問題も合わせて3体編成の魔獣ユニットを揃えるのはなかなか苦労する。逆に言えば、3体ユニットを手足のように使えるようになったら本格的な攻め時である。

そうやって組んだ魔獣ユニットを野に放ち、空き地を占領していけば、領地は富み、さらに施設やユニットを強化できる。こうやって魔獣たちの成長が楽しくなってくればもう立派な魔獣フェチ……もとい“ガイア=エンド”の名士だ。

ところで、魔獣を育てるにあたって、ユニット編成の他にプレイヤーの個性が如実に出てくる要素がふたつある。それは「ステータスポイントの割り振り」と「スキルの付与」だ。

ステータスポイントは、魔獣ユニットのレベルが1上がるごとに5割り振られ、「攻撃力」「防御力」「知力」「素早さ」のパラメータに自由に割り振ることができる。これらをバランスよく割り振るか、特定のパラメータに特化させるかで、魔獣の将来の方向性が変わってゆく。

場面写真04

本稿は攻略が目的ではないので「どれが正解か」的なことを書くつもりはないが、ワタシの個人的な感想として最も重点的に割り振るべきなのは「素早さ」だと思う。「情報」メニューの「報告書」から読める魔獣ユニット同士の戦闘ログを見てもわかるが、魔獣の戦闘は多分に「早い者勝ち」なところがあり、先に攻撃を仕掛けて敵の頭数を削れるほうが有利のようだ。まず「素早さ」で敵を圧倒し、あとは魔獣の持つスキルによって「知力」などを上げるのが良いと思われる。

もう一つの重要ポイント「スキル」。

これは魔獣カードが本来持っているBASEスキルを上げるだけでなく、他のカードを合成することで二つまで習得可能なSUBスキルにも注目したい。攻撃系のスキルを持つカードには一応回復系も付けたい、あるいは逆に似た系列のスキルを3つ駆使する魔獣なんてのもかっこいい……などとスキルの付加についてあれこれ考えるのも楽しみではあるのだが、あえてここでは「スキルの付けすぎに注意!」と言ってしまおう。

場面写真05

なぜなら、魔獣同士の戦闘ではスキルは自動的に、そして確率で出るからだ。これは、「別のスキルをつけているとその分だけ主力スキルが出る確率が減る」ということも意味する。もし強力なスキルを持った魔獣がいるなら、他のスキルを習得させずにひたすらBASEスキルを上げていったほうがよい場合もあるのだ。

さて、魔獣ユニットたちを操って領地を広げていくうち、避けられないのが「近所付き合い」。すなわち他のプレイヤーとの干渉である。「地図」を見て青で表示されるのが自分の領地、緑で表示されるのが自分が所属する同盟の領地、そして赤が自分以外のプレイヤー/同盟の領地だ。

場面写真06

これがスタンドアローンなゲームなら赤い領地にも「えいやっ」と侵入して分捕ってしまえばよいのだが、『サムドラ』はネットワークゲームである。その赤いところはまさに「他“人”の敷地」、リアルなプレイヤーの持ち物なのだ。それなりの覚悟は必要なのである。

例えば相手が非常に非力であっても、実はものすごい巨大な同盟の一員で、攻め込むそぶりを見せたとたんに「撤退しないと全力で報復しますよ? フフフ……」というようなメールが来たり(以下全部ワタシの実話)、このプレイヤーは同盟に入っていないからいいやと思って攻めたらその人の戦友から「放棄しないと戦友30人が全力で(略)」とメールが来たり、空き地に進軍してたらそこと隣接すらしてない同盟から「我々の領地の7マス以内に侵入すると全力で(略)」と言われたり、それで「敵対したくなければ10行以上の反省文を送りなさい」と迫られたり、そりゃあもう恐ろしいところだよ“ガイア=エンド”は!

いやいや、まあたまーにキョクタンなヒトはいるが、こういった人間と人間とのかけひきがあるからこそ『サムドラ』は楽しいのだとも言える。同盟同士の紳士協定や相互不可侵条約を結んでいるところもあれば、弱肉強食の武闘派同盟を「演じて」いる人たちもいる。このあたりは、近隣のプレイヤーや同盟、また入っているなら自分自身の同盟のプロフィールをきちんと把握して、自分の立ち位置をはっきりさせておきたい。あとは、普通に人間同士で通じるマナーや常識と同じだ。


そんなわけで、たくさんの戦士、たくさんの人の思いを孕みながら2ndシーズンの“ガイア=エンド”はクライマックスを迎える。本稿を見て“World 7”からゲームを開始した方々がもしいれば、少々短いシーズンだったかもしれない。だが、2ndシーズンでのプレイヤーの功績は報酬として3rdシーズンに生かされるし、また所持魔獣カードおよびスキルレベル、最もレベルが高かったジョブの状態など、3rdシーズンに引き継がれる要素も多い。
(詳細は『サムライ&ドラゴンズ シーズン終了特設サイト』を参照)


ではみなさん、2ndシーズンを戦い抜き、そして来るべき3rdシーズンでまたお会いしましょう。あ、もちろん『サムドラ』は「3rdシーズンからでもだいじょうぶ!」ですよ!

場面写真07


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