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『サムライ&ドラゴンズ 2ndシーズン』第三回

4号

みなさま、お正月はいかが過ごされましたか?
こちとら寝正月が楽しすぎて鏡モチにジョブチェンジしてしまった4号ですよ。

さてさて正月ボケもそろそろ払拭、年またぎで連載している「2ndシーズンからでもだいじょうぶ! 今からはじめる『サムドラ』プレイレポート」の続きといきましょう。

場面写真01

2ndシーズンからの新規キャラクター専用で、難易度的にも初心者向けの調整がされている新サーバ“World 7”。だがオープン当初こそ比較的のんびりムードだったこの世界“ガイア=エンド”も、参戦者の増加や同盟勢力の結集によって次第に乱世の予感が近付いてくる。

そんな中、僧侶としてスタートしたワタシは、積極的にアクションパートへ参加し、あっちで死にそうな仲間を回復、こっちで毒沼に突っ込んだ仲間を治癒、そのうち自分が死にそうになるのではじっこでこっそり自分を回復……とやっているうち、着々とレベルを積んでいった。
戦闘のさなか、サポートした相手に「ありがとう!」と言われるのもうれしいものだ(チャットはチャットアイコンから定型句を呼び出す形で行なわれる)。ただ忙しい戦闘中に「ありがとう!」を出す間に倒されちゃうヒトもいるので、今はラスボスを倒した後でまとめて「ありがとう!」と締めることが多い。

レベルが上がるにつれ、挑戦可能なダンジョンが次々と解放されてゆく。
そして、ついに迎えたレベル20。レベル20になった戦士が特別なダンジョン「試練の広間」をクリアすれば、上級職へのジョブチェンジが可能になるのだ。

場面写真02

自分自身で「試練の広間」のルームを作成すれば、すぐに助っ人が集まってくるだろう。なぜなら、この試練を手伝った者にもゴールドチケット20枚の褒賞があるからだ。したがって、既に戦友や同盟仲間がいるプレイヤーは、パスワードのかかるルームで行なうことも多い。

ともあれ、「試練の広間」をクリアすれば、上級職への道が開ける。
上級職は一つのジョブに対して2通り用意されており、例えば我が僧侶であれば、回復能力に加えて戦闘能力をプラスした「パラディン」と、回復力をより極めた「ハイプリースト」の2通りが選べる。これはどの基本職でも同じで、つまり5つの基本職からは10の上級職が生まれるということだ。

場面写真03

場面写真04

ワタシは戦闘とサポート両方をこなす「パラディン」に一瞬心動いたが、自分がこういうキャラを扱うと必ず言われる言葉が頭をよぎった。

「器用貧乏」。

そう、いろんなことがちょっとずつできても、それが評価されるとは限らないのだ。
うわぁぁぁん!……と個人的トラウマが引き出されそうなので、回復に徹する「ハイプリースト」を選ぶ。ストイックにサポートに集中するのだ。

こうして、ハイプリーストとしてダンジョンに参戦。
やはり「癒し手」としてハイプリーストはなにかと頼りにされる。だが……いまひとつ活躍できていない気がする。

それはハイプリーストに転職して変化した「スキル」のせいだ。

回復技「ホーリーヒーリングライト」は僧侶の「ヒーリングライト」から回復力は格段に上がったが、効果範囲が狭くなっているので、回復させたい相手により近付かなくてはならない。そしてダメージ軽減の魔法陣を描く「アンチマジックシールド」「アンチブレードシールド」は使いどころがものすごく難しい。
そもそも、回復はできても、毒などの状態異常を治癒する「キュアライト」に相当するスキルがハイプリーストにはないのだ(「ホーリーヒーリングライト」がレベルアップすればキュアの効果も出るらしいが、それは先の話)。

だが、解決策はある。

自分にとって使いやすいスキルを、カスタマイズしてしまえばよいのだ。
「スキル選択」を選べば、自分が過去の転職で習得したスキルを、4つのキーに割り振ることができる。ワタシは「アンチマジックシールド」「アンチブレードシールド」はいったん外して、僧侶のスキルである「キュアライト」「ホーリーアロー」を復活させることにした。このように、自分のスタイルに合わせてスキルを組み替えるのも『サムドラ』のアクションではかなり重要なのだ。

場面写真05

ダンジョンに入るといろんなヒトがいる。
回復役が参加していると見るや自分のHPも鑑みずにガッシガッシ前進していくヒト(おーいこっちにも回復スキル撃つのにSPの限界があるんだよー!)、戦いが不利と見るや自ら回線を切るヒト(あなたを生き返らすためにポーション使ったのに……)、途中で寝オチしたのか戦闘が終わっても次ステージへのゲートに入らず、他のみんなでちょっとずつ押して無理やり入れなきゃならないヒト……だが、そういうヒトたちも含めて、みんな愛すべき「オンラインの仲間」。

ラスボスを倒して「お疲れ!」「ありがとう!」と言い合う瞬間は何事にも代えられない。

場面写真06

そんなこんなでハイプリースト業を営んでいたある時、一通のメールが舞い込んできた。

いわく「我々の同盟に入りませんか?」。

キター! 同盟!

実はワタシもそろそろ同盟入りすべきだと思っていたころだったのだ。一応先方の同盟の情報を見てみると、同盟人数120名を越えるそこそこの大同盟。自分が今いる本拠地とはかなり離れたところに主力がいるのでいざという時に役立てるかは心配だが、それでも渡りに船。さっそくビジネスレターのようにていねいな返礼を送る(あとでわかったがこの時の盟主は高校生だった。たぶん20歳くらい年下。だが“ガイア=エンド”ではそれは関係ない)。

『同盟』、これは『サムドラ』においては非常に重要なファクターだ。しばらくソロでプレイしようという人も、やがては『同盟』という強固な壁にぶつかるだろう。

同盟に入る利点を挙げれば枚挙に暇がない。
まず、産出資源や、魔獣が獲得する経験値にボーナスがつく。また、“ガイア=エンド”の各所に点在する「塔」を攻略すれば、その同盟の全員に利益があるばかりでなく、塔を攻略して初めて解放されるダンジョンに挑むことができるのだ。
塔はLv1から7まであり、さらにその上に「デブリズタワー」という難攻不落の塔がある。これらを攻略していくのは、一人の力では相当難しい。同盟の仲間と力を合わせて塔を攻略してゆくことこそが、“ガイア=エンド”への覇者となる上で避けられぬ道なのだ。

場面写真07

もちろんそれには、本拠地を発展させ、魔獣軍団によって“ガイア=エンド”の上に領土を広げ、ときには敵から奪い取ってゆかねばならない。次回は、いかに領地を拡張していくかを中心にレポートしたいと思う。乞うご期待! 

今回あんまり魔獣カードのこと話せなくてごめん! 次がっつりやるよ!


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