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『三國志12』第一回

4号

4号です。春近し、人生の新たな飛躍を期すには良い季節でありますね。

そこで今回テーマにいたしますのは、「信長の野望」シリーズと並ぶコーエーテクモゲームスの歴史シミュレーション二枚看板、「三國志」シリーズの最新作『三國志12』であります!

群雄割拠で混迷を極める中国。そこに覇をとなえる英傑たちがいた!
多彩かつ膨大な登場人物たちが描き出す天下のゆくえは?
さあ、あなたも広大な大陸を股にかけた覇道の世界へ!

ワタシも雑兵としてお供しますよ。ではご紹介をば。

三國志12場面写真01

前作『三國志11』からおよそ6年を経てデビューし、シリーズ初の『PS3』タイトルともなった『三國志12』。それがさらに『PS Vita』へ進出、いつでもどこでも壮大な大陸制覇を楽しめる。

ゲームの基本はこれまでの「三國志」シリーズ同様に内政・軍備・外交を駆使して自軍を強固にしながら、敵地に攻め込み領地を増やすというもの。だが、さまざまなアイデアを取り入れながら進化してきたシリーズの最新作にしては、操作系は意外とシンプル。初めてプレイする人でも、直感的に指示を繰り出すことが出来るだろう。

例えば、大陸全図を見渡すメイン画面と、その内政を主に行なう都市画面はこのような感じだ。

三國志12場面写真02

三國志12場面写真03

都市画面などは、街の俯瞰図の上に内政関連のコマンドが非常にわかりやすく示されている。チュートリアルやヘルプも充実しており、一部に根強い「SLGは要素が多すぎて覚えるのが面倒」という印象も抱きにくいだろう。

もちろん、だからと言って『三國志12』が過去のシリーズに比べて薄味になったかと言えば、もちろん答えは「否」。君主がいかに良い人材を集め、彼らを適材適所に配し、訓練や褒章で強い味方へと成長させ、国を富ますか……つまり、このシリーズの核である「人を操り、人を活かす」はむしろ進化を続けているのだ。

三國志12場面写真04

また戦闘はリアルタイムで進行していく。いくつもの部隊に的確な指示を出し、部隊ごとに持つ多彩な「戦法」や、形勢逆転の「秘策」などを駆使するエキサイティングなバトルを展開できる。『PS Vita』なら、戦場のマップ移動がタッチスクリーン操作にも対応しているのでさらに快適だ。

三國志12場面写真05

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シナリオはかの「黄巾の乱」から始まる13本。中には、秘術で転生した張角が後の始皇帝・嬴政(えいせい)など古代の戦国七雄が覇を争う時代に現われるというifシナリオも用意されている。

さらに『三國志12』においてパワーアップされている要素、それはオンライン対戦モード。これらはカードバトル形式を取り入れており、武将カードを集めて編成し、その軍勢で勝負に出る。もちろん武将カードにはレアリティや編成コストが設定されており、最初から強いデッキを組むわけにはいかないが、対戦していくうちにどんどん理想の軍勢を集めていくことができるだろう。

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このオンライン対戦モードは『PS Vita』同士の対戦はもちろん、『PS3』とハードの垣根を越えてバトルできる「クロスネットワーク対戦」と、『PS Vita』を持ち寄って楽しむ「アドホック対戦」も用意されている。クロスネットワーク対戦はまさに全国の猛者との真剣勝負。勝っても負けても対戦後には「武将くじ」をひいてカードを増やすことができるぞ。いっぽうアドホック対戦では、バトルのルールを柔軟に設定することができるため、戦績を気にせずハンデ戦や約束練習のような気軽なトレーニングも可能だ。


中国激動の時代を余すところなく体感できる『三國志12』。次回はそのシナリオモードを中心にもう少し突っ込んでお話したいと思います。乞御期待! 酸辣湯麺!


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