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『三國志12』第二回 -前編-

4.5号

どうも! 影武者4.5号です。
信長の野望・天道 with パワーアップキット』以来のご無沙汰です。

痛弱の4号が『信長の野望・天道 with パワーアップキット』の時と同じくダウンしたため(シミュレーションゲームに弱いの……?)、『三國志12』プレイレポートにて再びのお目見えとなりました。
というわけで、今回はシナリオモードを実際に遊んでみてのレポートをお伝えします。


プレイに入る前に、まずはPS Vita版『三國志12』のシナリオモードの概要を。
今回のPS Vita版では「184年2月 黄巾の乱」に始まる12本のシナリオが最初から選択可能。各シナリオとも基本は三国時代の流れを追ったものだが、中には世代を超えた三国志の英雄たちが総登場する「251年1月 英雄集結」、始皇帝らも登場する「紀元前246年 1月戦国七雄」などのifシナリオもあったりする。

『三國志12』02_場面写真01

で、その中から今回選んだのは「190年 1月 反董卓連合」。

漢皇帝を擁する実力者・董卓の非道を背景に、後の魏・呉・蜀の三国を率いる曹操、劉備、孫堅ら、時代の主役となる君主たちの雄飛の始まりを描く、ド定番のシナリオだ。

『三國志12』02_場面写真02

選ぶのはもちろん劉備!
関羽、張飛の二人の義兄弟とともに、漢王室復興を掲げる苦労人の兄貴! ……と、ここでちょっとズルした告白を。勢力としては心もとないので、シリーズおなじみの新武将を5人加えている。

『三國志12』02_場面写真03

新武将の登録は、ゲームのプレイ前にスタートメニューの「武将」メニューから行なう。作成にはあまり縛りはなく、能力オール100で、強力な戦法や特技を習得させるのも自由。作成した武将は新君主として使用したり、特定の勢力に所属させたりと便利すぎ! シリーズ初心者だけどちょっと頼りない勢力を使ってみたい! という時のサポート役としてもオススメだ。

『三國志12』02_場面写真04

またスタート時の設定項目には、初級・中級・上級の難易度設定や、自勢力だけ定期的に入ってくる金や兵糧、兵士をやや増やすものなどがあり、腕前や気分に合わせて設定できる。


ちょっと前置きが長くなってしまったが、いよいよ劉備で中華統一を目指してプレイをスタートしよう。

『三國志12』02_場面写真05

このシナリオでの劉備軍は、当時の中国の中心地、洛陽からやや離れた小国・平原に居を構える弱小勢力。配下も本来なら関羽、張飛、簡雍の3人だけで、何をするにも人手が足りず、まずは必死に武将をスカウトしなければならない状況。ただし今回は前述の通り新武将を加えたため、かなりラクだ。

年代が早めのシナリオでは、優秀な人材がよく見付かるため、地道に武将登用や探索をすれば多少時間はかかるものの、武将の頭数を揃えるのはあまり難しくない。逆に、三国時代終盤だと有名武将はほとんど、どこかの勢力に所属しているので人集めも大変だ。
なので、初心者の人は早めの時代からスタートするのがいいだろう。

『三國志12』02_場面写真06

今回の『三國志12』の内政は、拠点の決まった場所に農園や市場などの施設を建設し、そこに武将を配置して収入などを得るシステム。施設の建設や増築は、武将一人一人に指示を出さなくてもよいシンプルな仕組みで、武将が配置されていなければ、各種の収入や効果もナシ。全体にわかりやすく、とっつきやすくなっている印象を受ける。

施設のうち国造りの基本になるのは、兵糧が得られる農園、金が得られる市場、兵を集める兵舎の3つ。
国ごとに「農業都市」などの属性が用意されているので、それに応じた施設を作るのが基本だ。ちなみに平原は農業都市で、農園から得られる兵糧が多め。幸い周辺に脅威となる好戦的な勢力もないので、人集めをしながら施設を充実させていく。

『三國志12』02_場面写真07

また今回のシステムで忘れてはならないのは内政と戦争、両方のシーンで使用できる「秘策」。

内政用のものは特定のターン数だけ自勢力に有利な効果が得られ、戦闘用のものは戦場で味方軍を強化したり、敵の行動を制限したりできる。どちらもうまく使うと勢力をより強大にし、不利な状況を切り抜けることもできる。

『三國志12』02_場面写真08

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このシナリオの劉備勢力は、内政用の求賢の策と戦闘用の鼓舞の策を最初から持っていて、すぐにも利用可能。求賢の策は、中国全土を対象に人材の発掘・登用ができるため、特に序盤の人手不足を補いたい時に効果的だ。
さっそく使ったところ、名将・趙雲をいきなりゲット! これは嬉しい。
なお、秘策は複数の武将に指示を与えて秘策開発で作成することができ、最大で3つまで所持しておける。用意しておける数が決まっているため、状況に合わせてどの秘策を用意しておくかも戦略上で重要なポイントになる。

『三國志12』02_場面写真10

と、ここでおなじみの歴史イベントが発生! このシナリオではシナリオ名通り反董卓連合が曹操により結成され、その一連のイベントで状況が大きく変化していく。特に劉備はその影響を受けやすい君主で、せっかく富ませた国をイベント一つで失い、別の拠点に移動させられてしまうケースが多かったり……。これは困りものだ。

『三國志12』02_場面写真11

ただし、イベント中に用意された選択肢で歴史と違う行動を選ぶと回避もできるので、歴史イベントを楽しみたい時は流れにまかせ、ガチで中華統一を目指す時はイベントの流れに反すればいい。劉備の場合なら陶謙から都市を譲られるイベントがあり、グッと兵力を増やせるので、そこで歴史イベントと違う道を選ぶという手もある。この、歴史イベントをうまく活用するという遊び方はこれまでのシリーズにはなく、今作のユニークな特徴と言っていいと思う。

また、もう一つユニークなのは、プレイ中に発掘できるオリジナル武将の存在だ。
今回は配下の軍師が都市の特定の施設で武将を探すよう提案してくることがあり、ここで新武将とは違う、そのシナリオのプレイ中のみ登場するオリジナル武将を発見・育成することができる。

『三國志12』02_場面写真12

武将の育成には最初に配下の武将による育成、続いて諸国への修行の旅の2つの育成段階があり、この半年ほどの育成期間の後、配下に加わってくれる。正直なところ一線級の能力の高い武将を育てるのは難しいが、それでも平均以上の能力の武将は十分育成できる。三国時代終盤の武将が不足しがちなシーンでは、この育成武将がかなり頼りになりそうだ。

『三國志12』02_場面写真13

-後編に続く-

※3号:愛があふれて長~~くなってしまったので、今回は前後篇に分けました! 続きは後編で!


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