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『三國志12』第三回

4.5号

どうも! 影武者4.5号です。

4号復帰は未だ成らず、ということで、今回もワタクシが中原の覇権を手中に収めるべく、『三國志12』のプレイレポートをお届けいたします。

三国志の武将たちを従え、中国統一を目指す伝統の歴史シミュレーション『三國志12』。前回はシリーズでおなじみ、シナリオモードのプレイレポートをお届けしたわけですが、もう一つ、今作には“オンライン対戦モード”という見逃せないシステムが導入されております。

シリーズ初搭載のこちらのオンライン対戦モード。ゲームの戦闘システムを核に、流行のカード要素を加えていて、カード化された武将のコレクションや育成も楽しめる、本編とは違った楽しさを備えた“名品”と言えます。

では、さっそく実際のプレイを通してオンライン対戦モードの流れをご紹介しましょう。
いざ、出陣!

『三國志12』03_場面写真01

オンライン対戦を始めるには、スタートメニューの「対戦」を選択。
対戦方式は、オンラインで全国のユーザーと対決するオンライン対戦と、PS Vitaユーザー同士が本体を持ち寄って遊べるアドホック対戦の二つから選べる。
基本的にできることは同じだが、PlayStation[レジスタードトレードマーク]Storeを利用する機能については、オンラインへの接続が必要だ。今回は当然ながらオンライン対戦をプレイしてみた。

『三國志12』03_場面写真02

オンライン上でのプレイヤー名を決定したら、オンライン対戦のメインメニューへ。
メニューは「対戦選択」「編制「ランキング」「カード」「情報」の5つがあり、このうち実際のプレイで重要になるのは「対戦選択」「編制」「カード」の3つだ。初回のプレイでは対戦用の軍勢を設定する「編制」から始めることになる。

■総コストと相談しつつ、部隊を編制!

「編制」ではプレイヤーが扱うことのできる総コストの範囲内で、戦場に連れていく武将(カード)を選んで部隊を編制する。初めてのプレイでも、手持ちに何枚かの武将カードが用意されているのでご安心を。

『三國志12』03_場面写真03

武将カードの能力は、統率、武力、知力といったもののほか、槍、騎、弓の兵科、それぞれの戦法と、基本的には本編とほぼ同じ。さらにカードごとに使うためのコストや率いることができる兵力が設定されているので、それを考慮しながら編制を行なっていく。

『三國志12』03_場面写真04

ちなみに、武将カードにはレアリティが設定されていて、それに応じてコストや兵力使える戦法などが異なる。また、同じ武将でもカードを合成することでレベルを上げ、能力を底上げすることも可能だ。

とは言え、最初は扱える総コストが低く、手持ちのカードが少ないこともあり、あまり選択の余地はない。総コストぴったりになるようにレア度の低いカードもうまく使って軍勢を揃えればいいだろう。

■編制した軍勢で、オンラインの戦場に出陣!

編制を終えたら、さっそく「対戦選択」でオンラインの戦場へ。と、ここで注目したいのがプレイヤーの「行動力」だ。対戦は行動力を消費して行ない、これがゼロになると対戦ができなくなる。行動力は一定時間で回復するほか、有料のアイテムを購入して回復することもできる。

『三國志12』03_場面写真05

プレイヤーの最初の行動力は300で、勝敗に関わらずカードが入手できるプレイヤー同士による「公式対戦」では30、勝つことでカードが手に入るコンピュータとの「獲得模擬戦」では60が消費される。このほかにカードは手に入らないが、行動力ゼロでコンピュータと対戦する「模擬戦」も用意されている。

『三國志12』03_場面写真06

公式対戦はリアルタイムで行なわれるため、マッチングができない時はプレイできない。その時は獲得模擬戦でカードを入手すればよいだろう。模擬戦については、編制した軍勢の実力を試したい時などに使いたい。

いずれかの対戦モードを選んだら、あとはシナリオモードの戦闘と流れは同じ。使用する秘策を設定して戦場に臨み、知略の限りを尽くして戦うことになる。

■本編での戦闘より、さらに細やかな指示が必要!

戦闘でやることは、基本的にシナリオモードと同じ。出陣した武将たちに指示を出し、相手の全兵力を殲滅するか、相手本陣を陥落させると勝利になる。加えて時間切れになった場合は残っている兵力が多い方が勝ち。ちなみにオンライン対戦では、この兵士数による決着がかなり多くなる印象だ。

『三國志12』03_場面写真07

多数の兵力を用意しておけば武将の能力がやや低めでも一気に相手を押しつぶせるシナリオモードの戦闘と違い、オンライン対戦では基本的には拮抗した戦力での戦いが行なわれる仕組みになっている。そのため、おおざっぱな指示をしていると無駄に兵力を消耗し、簡単に負けてしまう。

『三國志12』03_場面写真08

勝利のコツは、槍兵は騎兵に強く、騎兵は弓兵に強く、弓兵は槍兵に強いという三すくみの特性を常に頭に置くことと、統率力の低い相手武将を狙い撃って、敵の兵力を効率よく削いでいくこと。
逆に自勢力の中で統率力が低い武将は、戦わせるのではなく、戦場内の陣の確保などに回すのがいい。タッチ操作も活用して、武将一人一人に細かい指示を与えていくことが勝利への近道だ。

■収拾した武将カードは合成して強化!

カードの合成、能力の確認、新しいカードを入手する「武将くじ」など、武将カードに関することは、「カード」メニューから行なえる。

『三國志12』03_場面写真09

武将カードの合成は、手に入れた武将カードを合成して、手持ちの武将カードを強化する、最近ではすっかりおなじみの方式だ。

SR(スーパーレア)などの貴重で強力なカードはどんどん合成して強化したいところ。カードの合成自体は行動力などのコストを支払う必要はないので、必要ないカードは積極的に合成していくといい。ただし、調子に乗ってコストが低い武将カードをどんどん使ってしまうと、編制のときに入れられる武将カードがない! なんてことにもなりがちなので、そこは注意したい。

『三國志12』03_場面写真10

もう一つ重要なのが武将くじ。

くじには銅、銀、金、旬宝の4種類があり、レアリティの高いカードを手に入れやすい銀と金は基本的に有料だが、銅と旬宝については通信対戦をするか、獲得模擬戦で勝利すると無料で引くことができる。銅や旬宝でもSRカードは入手できるし、レアリティが低いカードでもプレイヤーの実力次第で活躍させられるので、積極的に対戦をしてカードを集めていくといい。

入手&強化した武将を編制で加えつつ自分の軍勢を強く磨き上げて、さらなる高みを目指す戦いに臨むべし!

■PlayStation[レジスタードトレードマーク]Storeで購入できる便利な機能も

PlayStation[レジスタードトレードマーク]Store経由で有料アイテムを購入し、さまざまな便利機能を利用できるのもオンライン対戦モードの特徴の一つ。利用できる機能は、武将くじの銀、金を引いたり、対戦に必要な行動力を上げたり、武将カードのレベル上限を上げたり、武将カードの所持数を増やしたり、といったものがある。オンラインでも頂点を目指したい! という人は、活用してみるといいだろう。

『三國志12』03_場面写真11

以上で『三國志12』のオンライン対戦要素についての基本は網羅できた……はず?

実際にプレイしてみた感想は、本編と言えるシナリオモードの戦闘とはまた違って、戦場での駆け引きをさらに徹底的に楽しむための別モードという印象。
自分の武将と相手の武将の能力を見極め、有利な状況を作り出す指示をリアルタイムで行なっていくという基本はシナリオモードの戦闘と同じだが、一時停止などの機能が利用できないため、より一部隊一部隊に気を配った指示が必要になる。また、制限時間制を採用しているためにプレイ時間が短く、短時間で何度も挑戦できるのも本作の対戦の優れたポイントだ。

『三國志12』03_場面写真12

プレイ感覚としては本格的なリアルタイムシミュレーションゲームをプレイしている感じで、コンピュータ戦でも十分に遊び応えのある対戦を楽しむことができる。自分の指示が的確にハマった時の爽快感や、勝利した時の達成感も段違い。シナリオモードを遊んで『三國志12』の戦闘がヌルいと感じたシリーズ経験者も、このモードなら『三國志12』のバトルシステムの真価を味わえるだろう。

実際、4.5号はシナリオモードで本作の戦闘の奥深さをナメていたクチで、最初の対戦相手はもちろん、模擬戦のコンピュータにまでボッコボコに……。まあ、最初のうちは敗北にヘコまず、何度も対戦して武将を集め、地道に軍勢を充実させていくのが重要、ということで……。

なお、アドホックモードでは、オンライン対戦とは異なり、ルール設定を自由にカスタマイズ可能できるので、友達同士での対戦や、オンライン対戦へ向けての練習など、気軽に対戦を楽しんで、上達を目指そう。

『三國志12』03_場面写真13

というわけで、『三國志12』のプレイレポートは今回で最終回。

コマンドシステムが洗練され、初心者でも遊びやすくなったシナリオモード、シビアな戦闘の駆け引きを突き詰められるオンライン対戦モードと、遊び応えたっぷりの1作となっております。歴史シミュレーション未経験という人も、ぜひ中華統一を目指してプレイしてみてくだされ!

ワタクシ4.5号も、シナリオモードの全制覇とオンライン対戦での活躍を目指してプレイし続けますぞ!


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