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『ファンタシースターオンライン2』第四回

4号

やあアークスのみんな、今日もぷそってるかな? 4号でございますよ。
今回は基本プレイ無料の本格オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2(PSO2)』、連載最終回でございます。

『ファンタシースターオンライン2』04_場面写真01

とはいえ、この奥深い『PSO2』の世界を四回で語りつくすのはとても無理なハナシ。そんなわけで、ここでは前回紙数の関係で語れなかったもろもろの要素について追補していきたいと思います。
詳しくはキミ自身の目で確かめてほしい!(←ゲーム紹介の常套句)。

さて前回は、キャラクターの職業にあたる三つのクラス「ハンター」「レンジャー」「フォース」についてご説明しました。三者三様、多彩なプレイスタイルのクラスを使い分けるもよし。一つのクラスを極めるのもよし。

そんな中で、忘れずにきっちりチェックしておきたいのが「スキルツリー」です。スキルツリーとはアークス・ロビーのクラスカウンターでアクセスできるもので、レベルアップ時に獲得できるスキルポイント(SP)を割り振って任意のスキルを強化することができます。

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そして、レベルが上がってくるとさらに新たなファクターが追加されてプレイアビリティが広がっていきます。

まず、いずれかのクラスでレベル20に達し、さらに特定のクエストをクリアすると、「サブクラス」を設定することができるようになります。
これは例えばメインのクラスがハンターのアークスで、サブクラスにフォースの設定をすることで、フォースの治癒テクニックである「レスタ」を使用できるようになるということです(ただし使用できる武器やアクションなどはメインクラスのものだけなので、サブクラスを設定したからといって2クラス分の活躍ができるわけではありません)。

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サブクラスの設定は、クラスを使い分けて活躍するアークスや、攻防一体など独自のスタイルを目指すアークスには心強い味方になるでしょう。

さーらーにー! クラスのレベルが30になると(これもクエストの突破が必要ですが)それぞれ追加クラスにクラスチェンジすることが可能になります。すなわち……

●ハンター → ファイター
より近距離による肉弾戦に特化したクラス。新たに使える武器は両手に装備した拳で敵をボコるナックル(鋼拳)、両腕の刃でまるで浮遊するかのように空中の敵さえ切り刻むツインダガー(双小剣)、前後に刃を備えた長物を振り回して敵に間断なきヒットを与えるダブルセイバー(両剣)。

●レンジャー → ガンナー
火器の中でもあえて軽量なものを選び、そのすばやさと華麗な銃さばきでスタイリッシュな動きを見せる。新たに使える武器は、両手に機銃を携えたツインマシンガン(双機銃)。手数が多い上に回避行動も多彩でカッコいいのでバッボーイもといダーカーどももイチコロです。

●フォース → テクター
どちらかというと後方支援役っぽいイメージのあったフォースですが、テクターは打たれ強く、敵をぶん殴る威力も増えています。不肖ワタシはフォースなのに先走ってロッドでボコるのが好きだったんですが、テクターになればボコりながらテクニックで弱らせる攻撃も可能なのですねうふふ。ちなみに新たに使える武器は、ロッドより通常攻撃の攻撃力が高いウォンド(短杖)。いいですねえうふうふ。

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これらを加えた6クラスにはそれぞれ一長一短があります。あくまで「選択肢が増えた」という考え方で、6クラスを楽しみましょう。

あ、そうそう。ゲームの進行からするとちょっと前後してしまいますが、「マグ」の説明もしなくてはいけませんね。

え、マグってなんだって?
ほら、あなたの左肩にぽよぽよ浮いてる丸い子ですよ。
ほら、コフィーさんがマグの使用許可をもらうためのクエストを依頼されたでしょ? 

この子は単なるペットではありません。そりゃいらないアイテムをムシャムシャ食べる様子はちょっとかわいいですが、このエサとして与えるアイテムにも意味があるのです。

マグにさまざまなアイテムを与えて育てると、それに従いさまざまな効果をもたらすようになります(例えばプレイヤーの体力を回復するとか)。で、ですね。この子がレベル30に達するとですね、えらいことになるわけですよ。

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これは「フォトンブラスト」と呼ばれる現象で、マグが幻獣となってサポートしてくれるのです。フォトンブラストを起こすにはフォトンを貯めることが必要ですので、とりあえずサブパレットにフォトンブラストを発動するアイコンをセットしておきましょう。そしてフィールドでの戦闘中、フォトンが貯まってマグが輝いたり、画面左下のキャラネームのあたりがピカピカしたりすればフォトンブラストの解放チャンスです。

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幻獣デター!

序盤で出せる幻獣はわりと一瞬で帰っちゃいますが、それでもボス戦で霍乱させるには有効です。そしてこのマグをさらにどんどん成長させていけば、名実ともにあなたの「相棒」として活躍してくれることでしょう!(アフィン「え……おれは……?」)

さて、アークス諸氏の中には、クエスト中にどこからか光の柱に包まれたりしたことがあるでしょう。

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これはPSE(Photon Sensitive Effect)と呼ばれる現象で、フォトンがみなぎる状態で戦闘すると大気中のフォトンが刺激されて、能力アップなど一時的に様々な変化が発生するというもの。

これが起こる条件は不明で、多くのアークスたちがフォトンを使用した攻撃を連続的に行なうことに加えて、そのフィールドの天候なども影響すると言われています。

PSEが起こった印は自分のキャラに光の柱が立つなどがあり、この時、何かの能力がアップしていると考えられます。

さらにPSEが連続して起こった場合、「PSEバースト」と呼ばれるPSEの超励起状態が起こり、エネミーはぞろぞろ沸いてくるわ、アイテムはバシバシドロップするわというお祭り状態が発生することもあります。

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PSEバーストを任意に起こすのはかなり難しいのですが、多人数パーティーに参加していると、たまにものすごいPSEバースト祭りが見られることもあります。一度そういうのに参加してみるのも一興でしょう。

例えば、「チーム」に所属してみるのも『PSO2』の楽しみの一つです。PCに比べて『PS Vita』ではちょっとリアルタイムチャットによるコミュニケーションが難しいですが、新たに改善されたチャットショートカットやオートワードを使ったり、定型チャット中心になるけどよろしくね、とあらかじめ告げておくなどすれば問題ないでしょう。


さて、ここまで、ワタシ自身、無課金プレイでレポートしてきたのですが、最後に有料アイテムによるメリットについて少々語っておきましょう。

まず、一番うれしいのは「倉庫が増える」ということ。
どんどんクエストを消化していると、拾うアイテムも貯まります。アイテムパック(自分が携帯できるアイテム)が50、基本倉庫が200というのは、多いようでもすぐに埋まってしまいます。課金によって手にすることができるAC(アークスキャッシュ)を使えば、これを拡張することができるのです。クエストごとにいちいち荷物を整理したり売ったりする手間がこれで省けます。

他にも、余ったアイテムを売りに出すマイショップを開けたり、自分だけのプライベートルームを持てたり、通常のクエストでは手に入らないアイテムをゲットできるACスクラッチを引けたりと、いろいろな特典がACにはあります。

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とはいえ、一般的な「基本無料・一部課金」のゲームに比べて、無料でも全てのクエストがガシガシ遊べてしまうのが『PSO2』のいいところ。まずは気軽に試してみて、奥深いその世界を堪能していただきたいでぷそ!


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『ファンタシースターオンライン2』第三回

4号

春四月、新生活の幕開けに期待ふくらむ季節ですね。はい、毎度おなじみ4号ですよ。
こちとらふくらむのは腹だけでフレッシュさのかけらもございません。でも生きてます。

さてさて、基本プレイ無料の本格オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2(PSO2)』、連載第三回はそのキモの一つであるバトルについてさらに突っ込んでご紹介いたしましょう。

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アークスたちが派遣されるフィールドには、謎の敵性生物「ダーカー」を始め数多くの危険が待ち受けています。それに対処するには充分な装備が必要。ここでは特に重要な「武器」を中心に語らせていただきます。

アークスが扱える武器の種類は、基本的にクラス(職業)によって決められています。

接近戦に優れた特性を持つ「ハンター」なら、敵に強力な一撃を与えるソード(大剣)、ワイヤーつきの剣先を振り回して敵をぶん投げたりできるワイヤードランス(自在槍)、華麗に舞いながら広範囲の敵をなぎ払うパルチザン(長槍)

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射撃を得意とする「レンジャー」なら、移動しながら敵に間断なく的確にダメージを与えられるアサルトライフル(長銃)、機動性には劣るが絶大な火力で敵を蹴散らすランチャー(大砲)

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自然界に満ちるエネルギー・フォトンを駆使する「フォース」なら、さまざまなテクニック(後述)で戦闘を補助しつつ打撃武器としても活躍するロッド(長杖)、投げつけた対象に向けてテクニックを発動し敵を攻撃したり味方を回復したりできるタリス(導具)

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また、全てのクラスで使用可能な武器として、銃と剣の特徴を併せ持つガンスラッシュ(銃剣)があります。これが汎用武器とあなどることなかれ。フォトンアーツ(後述)との組み合わせで面白いコンボを作れたり、奥の深い武器です。

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それぞれの上位クラスと言える「ファイター」「ガンナー」「テクター」になると、さらに選択可能な武器は増加します。これら上位クラスについては、次回にて詳しく。

ちなみにワタシこと4号は、種族が「フォトンの扱いが多少苦手」とされているキャストであるにもかかわらず、フォースを主クラスとしております。だってロッドで敵をボコるの楽しいんだもん!

先にも書きましたが、この作品ではクラスはいつでもチェンジできますので、自由にいろんなクラスでのプレイを楽しみましょう。

武器の説明でちらっと出てきましたが、「フォトンアーツ(PA)」と「テクニック」についても触れておかねばなりますまい。
これらは一般に言う必殺技のようなもので、PAは主にハンターやレンジャーが使用する武器に付加する特殊技、テクニックはフォースがフォトンの力によって発動する魔法のような効果のことを指します。PA/テクニックは「ディスク」と呼ばれるアイテムにより習得することができます。

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ソード系の武器で例を挙げると、敵を斬り上げて空中に浮かせる「ライジングエッジ」や、ジャンプして回転攻撃した後に衝撃波を伴った降下攻撃を行なう「ツイスターフォール」、敵にみね打ちをかまして気絶させる「スタンコイサイド」などのPAがあります。

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一方テクニックには炎・氷・雷・風・光・闇の各属性を帯びたものがあり、火の玉を発射する「フォイエ」などの炎攻撃には火炎で継続的にダメージを与え続ける「バーン」、氷柱で攻撃する「バータ」などの氷攻撃には敵を凍らせて動きを封じる「フリーズ」といった、属性特有の追加効果が確率で発動します。また、光属性のテクニック「レスタ」「アンティ」はそれぞれ自分および味方の体力・状態異常を回復させるものとして非常に大事です。

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これらPAとテクニックは、「アクションパレット」に最大三つまでセットすることができ、武器アクションを切り替えることで自由なコンボを創出することが可能です。例えば前述のソード系PAなら、「スタンコイサイド」で気絶させた敵を「ライジングエッジ」で打ち上げ、「ツイスターフォール」で落とす(うまくいけば衝撃波でまた浮くのでさらにボコる)といった流れを作れるわけです。

武器や防具は、ショップエリアのアイテムラボにいるドゥドゥというNPCの元で強化することができます。「グラインダー」というアイテムとメセタ(お金)を使うことで最大+10までレベルを上げることができる……んですが、強化レベルが上がるにつれ「失敗」する確率が上がっていきます。

でもそれはあくまで運しだいなので、このおっさんを恨まないでください。ここでは武器に付与される属性や特殊能力の強化/追加もできるので、アークスにとっては重要なショップなんです。

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ここまで来て「くどい説明はいいからとりあえずクエスト行こうぜ!」という声が聞こえてきそうですね。いやその一方で「もっと説明することがいっぱいあるだろ、スキルツリーとかマグ育成とか」って声も聞こえるわけですが、ああんもうやめてボクのアタマの中でささやくのはっ!……失礼しました。

いつものことですが、ゲームの魅力を限られたブログのスペースで語りつくすのは難しいのでございます。そんなわけで、今回はこのへんでまた実戦に赴きましょう。

クエストカウンターでクエストを受けたら、ゲートを通ってキャンプシップへ。先日アップされた『PS Vitaと3Gでつながるドコモ』特集では我が「PS Vitaファン倶楽部」の面々がパーティを組んでプレイしましたが、あいにく今回はワタシ一人のソロプレイ。でもさみしくなんかないさ! だってワタシには他にも仲間がいるんだもん!

『ファンタシースターオンライン2』03_場面写真10

実はNPCのクライアントオーダーをこなすなど一定の条件を満たすと、キャンプシップに備えられた端末からNPCを「パートナー」として呼び出すことができるのです。パートナーのレベルは呼び出した時点の自分と同レベルに設定されるので、これは心強いですよ。
ただ、同じパーティーエリアにいる他のプレイヤーが先に呼び出しているキャラは使えないのと、ストーリーの進行によって同行不可になってしまうキャラもいるので注意。

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ちなみに、相互にフレンド登録およびフレンドパートナー登録をしたプレイヤーも、同様にパートナーとして呼び出すことができます。こちらは登録をした時点のレベルが上限となるので、レベルが低いうちに登録した相手だと格下になってしまうのですが、実在するキャラを下僕のように引き連れるのは快感でございますようふふ……おっと、そういう目的の機能ではありませんね。失敬。

閑話休題。今回はパートナーとしてゼノ先輩、エコーたん、そしてクロ先生をチョイス。惑星アムドゥスキアの火山洞窟にいるというキャタドランなるエネミーを討伐してきます。ワタシは例によってフォースなので(キャストなのに)、メイン武器はロッド。火山洞窟に棲む龍族はおおむね氷属性が弱点なので、氷属性攻撃のテクニックを付加しておきます。

また武器は味方のピンポイント回復を主眼としたタリスと、一応ガンスラッシュも持って行きます。複数の武器を状況に応じて切り替えるのもアークスのたしなみです。

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既にクエストを経験しているアークス読者の方はご存知でしょうが、『PSO2』のフィールドは同じ惑星、同じクエストでも毎回地形が変わります。また天候などの自然現象の影響(火山洞窟では岩が降ってきたり地面からマグマが噴出したりしてダメージを受けます。注意!)、さらには突発的な敵の襲来など、予期せぬ事態が起こることもしばしば。それによって簡単なクエストが突如ハイリスクになってしまう場合が……って、ちょっと! なんかデカいのが出てきたんですけど!

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ヴォル・ドラゴンですとーっ!? あ、あきらかにクエスト目標のキャタドランより強そうっすよ!

ぶっちゃけて言うと、ヴォル・ドラゴンは初めて「キャタドラン討伐」のクエストを受けられるようになった程度のレベルでは手に余る敵です。正直、ワタシは初見で5回キャンプシップに送り戻されました。しかぁし! あきらめてはいけません。何度も挑戦して敵の動きを注視すれば、攻撃の時どんな予備動作をするか、弱点属性は何かなど、攻略するスキも見えてくるはずです。

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今回はワタシはキャストとしてこまめにパーティーの回復に努めたのと、ヴォル・ドラゴンもわずかながら氷属性に弱いことが功を奏して、なんとか討ち果たすことができました。ふう。

ちなみに全てのテクニックと一部のPAは、ボタンを長押しすることでチャージ(いわゆる「タメ」)ができるので、これを積極的に使っていくのが大切です。特に回復テクニックであるレスタは、チャージして放たないと離れたパーティーメンバーに届かない恐れがあるので、チャージは必須とさえ言えるでしょう。

『ファンタシースターオンライン2』03_場面写真15

そんなこんなで強敵を乗り越えて進むと、テレポーターのあるエリアへ。ここから、ボスであるキャタドランのいるエリアへと向かいます。テレポーターのそばには体力を全回復できるリカバリーポッドが置かれているので、体力の消耗が激しい場合は使っておきましょう。

テレポーターを抜けると、いよいよキャタドラン登場!

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さすがボスにふさわしい威容……と言いたいところですが、ふっふっふ。既にヴォル・ドラゴンと遭遇しているワタシたちにはお前なんか稚魚だよ稚魚! 一気にいてまえーっ!

とか油断してると痛い目に遭いますから、よいアークスは決してマネしてはいけませんよ。こまめに回復、危ないと思ったら緊急回避。それから、Lボタンによるロックオンで敵の急所を確実に狙うのも重要です。このくらいのデカブツになるとロックオンポイントが複数あり、その中には部位破壊が可能な場所も存在します。部位破壊することで敵の攻撃力を削いだり、討伐後のアイテムにボーナスが加わる可能性もあります。余裕があればがっつり狙いましょう。

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こうしてまた一つの戦いを終えた我々アークスたち。だがそれは未踏のフロンティアの序章に過ぎない……というわけで、次回は上位クラスとかマグ育成とかPSEバーストの謎とかストーリークエストとかチームとか課金のメリットとかさらに深く……って、えっ? 次回で最終回なの!?


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『ファンタシースターオンライン2』第二回

4号

一気に春めいてきた今日このごろですが、お元気でしょうか。
絶賛花粉症継続中の4号ですよ。

さて今回は、ダウンロード無料・基本プレイ無料で壮大なスペースファンタジーが楽しめるオンラインRPG『ファンタシースターオンライン2(PSO2)』の第二回でぷそよ!
前回はゲーム概要を語っただけで紙数が尽きてしまったでぷそが、今回からいよいよ実践編でぷそ!
……え、やっぱりこの語尾うっとうしいですか。

『ファンタシースターオンライン2』02_場面写真01

キャラクタークリエイトが完了したら、プロローグに突入。

これはバトルのチュートリアルになっており、フィールド上での基本的な操作を学ぶことができます。この作品は原則としてTPS(Third Person Shooter=三人称視点)を取っているので、右スティックによる視点移動やLボタンによるロックオン切り替え(敵をロックオンすると常に対象を正面に捉えることができる)、→キーによる俯瞰/肩越し視点の切り替えといったところには慣れておきましょう(※操作設定タイプ1の場合)。

『ファンタシースターオンライン2』02_場面写真02

こうして、アークスの仲間入りとなったあなた。さっそくクエストを受注してガンガン惑星探査!
……と行きたいところですが、まあそうあせらずに。

その前に、ぜひやっておきたいことがあります。それは、冒険の拠点である「アークス・ロビー」を一通り見回って、その各所にいるNPCと会っておくこと。

ロビーは大きく分けてクエストに出発するカウンターなどがある「ゲートエリア」と、アイテムや装備ショップなどが集まる「ショップエリア」にわかれており、テレポーター(エレベーターのようなもの)でつながっています。これが実際歩き回ってみるとけっこう広大なので、いざという時、迷わないように。

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そして、ロビーにはさまざまなNPCがいます。冒頭に登場した相棒のアフィンや、ゼノとエコーの姿もあります。彼らとの会話がなぜ重要かというと、ただ情報を教えてくれるだけでなく、個人的な頼みごとをもちかけられることがあるからです。

『ファンタシースターオンライン2』02_場面写真04

このNPCからの依頼を「クライアントオーダー」と呼び、達成すると経験値やアイテムなどの報酬を得られたり、イベント発生や新たなクエストのキーとなったりします。また、オーダーそのものがシステムのチュートリアルになっている場合もあります。多くのクライアントオーダーはクエストの中で同時に達成することも可能なので、クエストを受注する前に聞いておく方がお得です。

ちなみに、『PS Vita』版には、どこかで見たキャラもロビーに遊びにきております。

『ファンタシースターオンライン2』02_場面写真05

そうそう、NPCに関しては、ぜひとも早いうちに出会っておくべき人物が一人います。それは、ショップエリアの某所にいるシオンという女性。

彼女はプレイヤーに、「マターボード」と呼ばれるものを託します。マターボードとは、さまざまなマター(達成目標)が書かれた表のようなもので、これを埋めてゆくことでこの世界に隠されたストーリーが少しずつ展開します。マターボードは1枚ではなく、またボードのたどり方によってはストーリーが分岐することもあるので、ゲームの進め方次第で「あなたの物語」は幾通りにも変化してゆくのです。

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ちなみに、なぜシオンと早く会うことを強調するかというと、マターボードをもらう前から調子に乗ってオラオラとクエストを進めてしまうと、マターボードの条件を達成していてもノーカンとなってやり直しになるからです。
まれに、そういうドジなプレイヤーもいるんですよ。誰のことだ。ワタシだ。

さてさて、どうもお待たせいたしました。いよいよ実際にクエストに行ってみましょうか。

本来ならここで装備に関するうんぬんや武器の特性、そして武器に付与できる特殊効果「PA(フォトンアーツ)/テクニック」の詳細について語りたいところなのですが、この部分の深さを語っていくといつまでたっても初陣を飾れないので、そこは次回みっちりやることにして行っちゃいましょう!(←こんな性格だからマターボードを取り忘れるんだよ)

『ファンタシースターオンライン2』02_場面写真08

クエストは、ロビーの「クエストカウンター」で受注します。クエストには特定の目的(敵の殲滅など)が設定された「アークスクエスト」や、達成条件が特に設定されておらずフィールドを自由に探索する「フリークエスト」、そして突然全てのアークスに対して発令される「緊急クエスト」など、さまざまなものがあります。

クエストには難易度や適正な挑戦レベル、登場する敵などのデータが表示されるので、簡単そうなものを選びましょう。といっても最初から解放されているクエストはごくわずかで、それをクリアするたびに挑戦できるクエストが増えていくのですが。

クエストを選ぶ際、同じクエストをプレイしようとしているパーティに参加したり、既にプレイしているプレイヤーに合流することもできます。また、逆にデフォルト設定のまま(参加者を限定せずに)プレイしていると、別のプレイヤーが飛び入りで入ってくる場合もあります。

このあたりは「パーティープレイ」として後日改めて触れたいと思いますが(PS Vitaファン倶楽部の面々によるプレイレポートも見てね!)、今はあんまり気にしなくてもけっこう。『PSO2』は他のオンラインゲームに比べて、一期一会でひょいとマルチプレイをする「あっさりコミュニケーション」の雰囲気が高いからです。

ただし最低限のマナーとして、出会った時に「こんにちは」のあいさつくらいはしましょうね。基本的な会話文のショートカットは画面右下のフキダシアイコンをタッチすることで出すことができます。

クエストを選んだら、オレンジ色の表示のあるゲートをくぐって「キャンプシップ」へ。キャンプシップはシップ(母船)とクエストの舞台であるフィールドを結ぶシャトルのようなもので、この中にもショップや倉庫などにアクセスできる端末が用意されています。そしてキャンプシップの奥には円形のプールのようなものがあり、ここへ飛び込むと目的のフィールド、つまり今回の戦場に転送されるのです。

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フィールドには「ダーカー」と呼ばれる謎の敵性生物や、その影響で凶暴化したとおぼしき原生種がたむろしています。さあ、冒頭のチュートリアルを思い出して□キーと△キーでドツけドツけ!……すみませんね、今回はぞんざいな説明で。戦闘については次回ちゃんと掘り下げますからね!

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とりあえず今はアグレッシブな攻撃よりも次の二つを覚えてください。一つは×ボタンによるジャンプ。もう一つは方向キー+○ボタンによる緊急回避。特に序盤は一撃が痛い敵が多いので、「避け方」は大事です。

避けて叩いて叩いて避けて、敵を倒すとアイテムやメセタ(お金)をドロップすることがあります。これは○ボタンで回収。アイテムドロップはプレイヤーごとに個別に表示されているので、見えているアイテムはあなたの物です。他にプレイヤーがいる場合でも遠慮なく拾いましょう。

『ファンタシースターオンライン2』02_場面写真11

そして一定の条件を達成すれば、テレパイプと呼ばれる転送装置が現われて、キャンプシップに戻ることができます。ちなみにキャンプシップに戻る方法にはもう二つあって、一つはアイテムとして所持しているテレパイプを使ってクエスト途中で戻るか、さもなくば途中で力尽きるか。

途中で力尽きた場合には「スケープドール」と呼ばれる課金アイテムを使うか、別のプレイヤーに「ムーンアトマイザー」というアイテムを使ってもらうかすれば復活もできるのですが、どちらにせよ大層なので、序盤で倒れた場合は素直にキャンプシップに戻りましょう。
一度キャンプシップに戻っても、クエストには何度でも再挑戦できます。その分クリア評価は下がりますが、「死んで覚える」というのも時には必要なのだよキミィ!

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……といったところで、またも紙数が尽きてまいりました。次回は、次回こそ、本格的なフィールドでの立ち回り、装備の強化などの深~いところについて語りたいと思います。では、またでぷそ!

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『ファンタシースターオンライン2』第一回

4号

PS Vitaファン倶楽部きっての虚弱体質、4号でございます。
『三國志12』ではまた4.5号の手を借りてしまい、痛恨の極みでございます。
でももう治ったよ! 花粉症以外はね!

『ファンタシースターオンライン2』01_場面写真01

『ファンタシースターオンライン2』01_場面写真02

さて今回よりご紹介しますのは、家庭用ゲーム機で遊べる本格オンラインRPGの嚆矢として知られる『ファンタシースターオンライン』の正統後継作品にして、初代『ファンタシースター』から数えて25年目の記念作でもある、『ファンタシースターオンライン2(以下、PSO2と表記)』PS Vita版であります。

ファンタシースターオンライン2

銀河を行き交い惑星を探査するスペースオペラ的な世界観、個性豊かなキャラクター達との出会いによって千変万化の様相を見せるストーリー、多様な装備を自在にカスタマイズしてゆく自由度の高いバトル。

そしてこれが、ダウンロード無料、基本プレイも無料!

そんなわけで、我がPS Vitaファン倶楽部としては、Facebookページを拠点として『PSO2』を総力応援! 不肖4号のブログはもちろん、部員のプレイレポート(近日アップ予定! by PS Vitaファン倶楽部)、最大12人によるマルチプレイの魅力、さらにはWi-Fiや3G通信でいつでもどこでも楽しめる本作品の懐の深さなどを多角的・立体的にご紹介する所存でぷそ!(←この記事用のオリジナル語尾を考えたんですがやっぱりやめます)。

独特のSFテイストやオンラインRPGの「おやくそく」に尻込みする方もいるかもしれませんが、そんなことを気にしてたらいつやるんですか! 今でしょ!

では、雄大な『PSO2』の世界に飛び込みますよ! 返事はいりません!

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時は光暦238年。惑星間航行船団「オラクル」による外宇宙進出は、既に幾多の銀河に版図を広げていた。だが、広大な宇宙には、いまだ未知の惑星も数多い。そこで未踏の地に派遣されるのが、調査隊「アークス」だ。ヒューマン、ニューマン、キャストという三種族により構成された「アークス」は、時に協力しながら、時に競い合いながら、惑星の姿を探ってゆく。そこにあるのは新たな発見か、それとも壮絶な争いか……?

ゲームをスタートするのにまず用意するものは、「SEGA ID」(無料)の登録です。

これはSEGAが管理する独自のIDで、『PS Vita』本体からでもPCからでもメールアドレスがあれば登録できます。既に他のゲームで「SEGA ID」を取得している方は新たに登録する必要はなく、「PSO2」の利用登録を行なうだけでOKです。

『ファンタシースターオンライン2』01_場面写真04

で、次に、自分が所属する「シップ」を選びます。

「シップ」とはアークスたちが生活の場とする母船で、オンラインゲーム一般におけるサーバのことです。同じシップにいるプレイヤー同士でのみ一緒に遊ぶことができます。友達と一緒に遊ぶ時は、同じシップを選ぶようにしよう(課金によってシップ移動は可能)。

「Ship06、Ship07 ウェルカムキャンペーン」実施中!(~ 3月27日(水)定期メンテナンス開始まで)

シップを選んだら、次はキャラクタークリエイトといきましょう(※オフラインでもキャラクタークリエイトは可能)。先に記した通り、本作品のプレイヤーキャラクターには三つの種族が存在し、それぞれに性別もあります。

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一つは「ヒューマン」。

いわゆるバランス派で、兵器による格闘にも、後述する「フォトン」と呼ばれる力を操るにもそこそこの能力があるため、初心者におすすめ。もちろんこういうキャラをピーキーに成長させていくのも楽しみなんですけどね、うふふ。

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二つ目は「ニューマン」。

こちらは「ヒューマン」より華奢な印象で、実際に防御力も低いのですが、生物や自然の大気などに含まれるという力「フォトン」の扱いに長け、それをまるで魔法のように操ることで活躍します。

『ファンタシースターオンライン2』01_場面写真07

そして最後は「キャスト」。

機械生命体、要するにロボです。キャストの男性なんか、もうロボ好きの1号が腰抜けるほどロボロボです。頑丈なボディと強力な武装をいかして、敵性生物にぶち当たる尖兵となります。その反面フォトンの扱いは多少苦手。

さらにそれぞれのキャラには、職業に相当する「クラス」がキャラクタークリエイト時に3種類設定できます。近接向きの「ハンター」、中~遠距離向きの射手「レンジャー」、さまざまな属性のテクニックを操る「フォース」。ちなみにこれらはゲーム中、自由にクラスチェンジすることができます。

えっとですね、つまり、この時点で種族3×性別2×クラス3=18パターンのキャラが作成可能なんですよ。すごいですね。……って驚くのはまだ早い!
『PSO2』のキャラクタークリエイトのスゴさはここからなんですから。

まず、どの組み合わせを選んでもベースとなるキャラが10パターン入ってます。はい、これでパターン10倍ですね。しかも、顔や体型のバランスをタッチパネルで無段階に調整できたり、メイクやアクセサリを選んだりすることで、ほとんど無限に近いキャラ作成が可能なのです。

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ワタシなんかあまりにもキャラクタークリエイトにハマってしまったため、自分でも気づかぬうちに自分そっくりのキャラを生み出してしまいました!

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しかもまだキャラ造る段階でブログ1回分を消費してしまうという暴走をしてしまいましたが、この「ほとんど無限に近い自由度」は『PSO2』を語る上での大きなキーワードなので、どうかそこだけ覚えてください。次回以降はクエストについてちゃんとやります! 待っててぷそ!(あ)


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『三國志12』第三回

4.5号

どうも! 影武者4.5号です。

4号復帰は未だ成らず、ということで、今回もワタクシが中原の覇権を手中に収めるべく、『三國志12』のプレイレポートをお届けいたします。

三国志の武将たちを従え、中国統一を目指す伝統の歴史シミュレーション『三國志12』。前回はシリーズでおなじみ、シナリオモードのプレイレポートをお届けしたわけですが、もう一つ、今作には“オンライン対戦モード”という見逃せないシステムが導入されております。

シリーズ初搭載のこちらのオンライン対戦モード。ゲームの戦闘システムを核に、流行のカード要素を加えていて、カード化された武将のコレクションや育成も楽しめる、本編とは違った楽しさを備えた“名品”と言えます。

では、さっそく実際のプレイを通してオンライン対戦モードの流れをご紹介しましょう。
いざ、出陣!

『三國志12』03_場面写真01

オンライン対戦を始めるには、スタートメニューの「対戦」を選択。
対戦方式は、オンラインで全国のユーザーと対決するオンライン対戦と、PS Vitaユーザー同士が本体を持ち寄って遊べるアドホック対戦の二つから選べる。
基本的にできることは同じだが、PlayStation[レジスタードトレードマーク]Storeを利用する機能については、オンラインへの接続が必要だ。今回は当然ながらオンライン対戦をプレイしてみた。

『三國志12』03_場面写真02

オンライン上でのプレイヤー名を決定したら、オンライン対戦のメインメニューへ。
メニューは「対戦選択」「編制「ランキング」「カード」「情報」の5つがあり、このうち実際のプレイで重要になるのは「対戦選択」「編制」「カード」の3つだ。初回のプレイでは対戦用の軍勢を設定する「編制」から始めることになる。

■総コストと相談しつつ、部隊を編制!

「編制」ではプレイヤーが扱うことのできる総コストの範囲内で、戦場に連れていく武将(カード)を選んで部隊を編制する。初めてのプレイでも、手持ちに何枚かの武将カードが用意されているのでご安心を。

『三國志12』03_場面写真03

武将カードの能力は、統率、武力、知力といったもののほか、槍、騎、弓の兵科、それぞれの戦法と、基本的には本編とほぼ同じ。さらにカードごとに使うためのコストや率いることができる兵力が設定されているので、それを考慮しながら編制を行なっていく。

『三國志12』03_場面写真04

ちなみに、武将カードにはレアリティが設定されていて、それに応じてコストや兵力使える戦法などが異なる。また、同じ武将でもカードを合成することでレベルを上げ、能力を底上げすることも可能だ。

とは言え、最初は扱える総コストが低く、手持ちのカードが少ないこともあり、あまり選択の余地はない。総コストぴったりになるようにレア度の低いカードもうまく使って軍勢を揃えればいいだろう。

■編制した軍勢で、オンラインの戦場に出陣!

編制を終えたら、さっそく「対戦選択」でオンラインの戦場へ。と、ここで注目したいのがプレイヤーの「行動力」だ。対戦は行動力を消費して行ない、これがゼロになると対戦ができなくなる。行動力は一定時間で回復するほか、有料のアイテムを購入して回復することもできる。

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プレイヤーの最初の行動力は300で、勝敗に関わらずカードが入手できるプレイヤー同士による「公式対戦」では30、勝つことでカードが手に入るコンピュータとの「獲得模擬戦」では60が消費される。このほかにカードは手に入らないが、行動力ゼロでコンピュータと対戦する「模擬戦」も用意されている。

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公式対戦はリアルタイムで行なわれるため、マッチングができない時はプレイできない。その時は獲得模擬戦でカードを入手すればよいだろう。模擬戦については、編制した軍勢の実力を試したい時などに使いたい。

いずれかの対戦モードを選んだら、あとはシナリオモードの戦闘と流れは同じ。使用する秘策を設定して戦場に臨み、知略の限りを尽くして戦うことになる。

■本編での戦闘より、さらに細やかな指示が必要!

戦闘でやることは、基本的にシナリオモードと同じ。出陣した武将たちに指示を出し、相手の全兵力を殲滅するか、相手本陣を陥落させると勝利になる。加えて時間切れになった場合は残っている兵力が多い方が勝ち。ちなみにオンライン対戦では、この兵士数による決着がかなり多くなる印象だ。

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多数の兵力を用意しておけば武将の能力がやや低めでも一気に相手を押しつぶせるシナリオモードの戦闘と違い、オンライン対戦では基本的には拮抗した戦力での戦いが行なわれる仕組みになっている。そのため、おおざっぱな指示をしていると無駄に兵力を消耗し、簡単に負けてしまう。

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勝利のコツは、槍兵は騎兵に強く、騎兵は弓兵に強く、弓兵は槍兵に強いという三すくみの特性を常に頭に置くことと、統率力の低い相手武将を狙い撃って、敵の兵力を効率よく削いでいくこと。
逆に自勢力の中で統率力が低い武将は、戦わせるのではなく、戦場内の陣の確保などに回すのがいい。タッチ操作も活用して、武将一人一人に細かい指示を与えていくことが勝利への近道だ。

■収拾した武将カードは合成して強化!

カードの合成、能力の確認、新しいカードを入手する「武将くじ」など、武将カードに関することは、「カード」メニューから行なえる。

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武将カードの合成は、手に入れた武将カードを合成して、手持ちの武将カードを強化する、最近ではすっかりおなじみの方式だ。

SR(スーパーレア)などの貴重で強力なカードはどんどん合成して強化したいところ。カードの合成自体は行動力などのコストを支払う必要はないので、必要ないカードは積極的に合成していくといい。ただし、調子に乗ってコストが低い武将カードをどんどん使ってしまうと、編制のときに入れられる武将カードがない! なんてことにもなりがちなので、そこは注意したい。

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もう一つ重要なのが武将くじ。

くじには銅、銀、金、旬宝の4種類があり、レアリティの高いカードを手に入れやすい銀と金は基本的に有料だが、銅と旬宝については通信対戦をするか、獲得模擬戦で勝利すると無料で引くことができる。銅や旬宝でもSRカードは入手できるし、レアリティが低いカードでもプレイヤーの実力次第で活躍させられるので、積極的に対戦をしてカードを集めていくといい。

入手&強化した武将を編制で加えつつ自分の軍勢を強く磨き上げて、さらなる高みを目指す戦いに臨むべし!

■PlayStation[レジスタードトレードマーク]Storeで購入できる便利な機能も

PlayStation[レジスタードトレードマーク]Store経由で有料アイテムを購入し、さまざまな便利機能を利用できるのもオンライン対戦モードの特徴の一つ。利用できる機能は、武将くじの銀、金を引いたり、対戦に必要な行動力を上げたり、武将カードのレベル上限を上げたり、武将カードの所持数を増やしたり、といったものがある。オンラインでも頂点を目指したい! という人は、活用してみるといいだろう。

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以上で『三國志12』のオンライン対戦要素についての基本は網羅できた……はず?

実際にプレイしてみた感想は、本編と言えるシナリオモードの戦闘とはまた違って、戦場での駆け引きをさらに徹底的に楽しむための別モードという印象。
自分の武将と相手の武将の能力を見極め、有利な状況を作り出す指示をリアルタイムで行なっていくという基本はシナリオモードの戦闘と同じだが、一時停止などの機能が利用できないため、より一部隊一部隊に気を配った指示が必要になる。また、制限時間制を採用しているためにプレイ時間が短く、短時間で何度も挑戦できるのも本作の対戦の優れたポイントだ。

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プレイ感覚としては本格的なリアルタイムシミュレーションゲームをプレイしている感じで、コンピュータ戦でも十分に遊び応えのある対戦を楽しむことができる。自分の指示が的確にハマった時の爽快感や、勝利した時の達成感も段違い。シナリオモードを遊んで『三國志12』の戦闘がヌルいと感じたシリーズ経験者も、このモードなら『三國志12』のバトルシステムの真価を味わえるだろう。

実際、4.5号はシナリオモードで本作の戦闘の奥深さをナメていたクチで、最初の対戦相手はもちろん、模擬戦のコンピュータにまでボッコボコに……。まあ、最初のうちは敗北にヘコまず、何度も対戦して武将を集め、地道に軍勢を充実させていくのが重要、ということで……。

なお、アドホックモードでは、オンライン対戦とは異なり、ルール設定を自由にカスタマイズ可能できるので、友達同士での対戦や、オンライン対戦へ向けての練習など、気軽に対戦を楽しんで、上達を目指そう。

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というわけで、『三國志12』のプレイレポートは今回で最終回。

コマンドシステムが洗練され、初心者でも遊びやすくなったシナリオモード、シビアな戦闘の駆け引きを突き詰められるオンライン対戦モードと、遊び応えたっぷりの1作となっております。歴史シミュレーション未経験という人も、ぜひ中華統一を目指してプレイしてみてくだされ!

ワタクシ4.5号も、シナリオモードの全制覇とオンライン対戦での活躍を目指してプレイし続けますぞ!


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